神の雫

マンガ「神の雫 season1」第1巻に登場するワイン

神の雫第1巻に登場するワインをまとめてみました。

第1巻に登場するワインの本数は多いですが、その中でも名称だけではなく飲むシーンが描かれている所に絞って紹介します。

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第1巻:掲載ワイン

99年:リシュブール

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社

価格はヴィンテージ(生産年度)によって変わりますが、次の00年で28万円前後で取引されているショップがありました。掲載された99年は見つけられませんでしたが、10万円台後半から20万円前半から取引されているワイン。

59年:リシュブール

ブルゴーニュの神様と言われた作り手、アンリ・ジャイエが作ったリシュブール。

100万円以上の値段で取引されることが多いアンリ・ジャイエのワインは偽物が出回ることも多いです。

ワインの瓶は本物でも中身が違うワインにすり替えられているケースの偽物や古いワインのため保存状態によって中のワインが劣化していることも考えられるので、購入する際は十分に注意が必要です。

1982:シャトー・ムートン・ロートシルト

フランスワインの歴史のなかで、2級ワインから1級ワインに格付けが上がったワイン。

「今第1級なり、過去第2級なりき、されどムートンは不変なり。」

作中では、遠峰一青と神咲雫が対決したはじめてのワインになっています。

2001:シャトー・モン・ペラ

最近ではスーパーなどでも見かけれるシャトー・モン・ペラ

いくつかのワイン品種を混ぜて作るセパージュによってワインの品質を保ちながら、1つの木に実るブドウの房を減らすことで、木の栄養が集中して残った実にいくので果実味がしっかりした味のワイン。

00年:オーパス・ワン

アメリカのカリフォルニア州ナパ・バレーのワインで、シャトー・ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロッチルト男爵 (Baron Philippe de Rothschild) とロバート・モンダヴィ氏によって作られたワイナリーから生み出されたワイン。

ワイナリーの見学をすることもできるようですが、要予約制。せっかくナパ・バレーに行くならナパバレーのワイントレインに乗って目的地に行きたいですね。

99年:アンリ・ジャイエ クロパラントゥ

ブルゴーニュワインの神様 アンリ・ジャイエの手がけたクロパラントゥ

引退後に700本しか生産されていない幻のワイン、ご本人は引退後にも他のワイナリーの相談等も受けていて、アンリ・ジャイエの指導を受けたワイナリーは少なくないが、ジェイエの後にジェイエなしと言われるほどのワインの作り手

2006年84歳の年齢で亡くなっています。

97年:ヴォーヌ・ロマネ・レボーモン

 

アンリ・ジャイエの後継者 エマニュエル・ルジェの作ったヴォーヌ・ロマネ・レ・ボーモン

1985年にドメーヌを引き継いだジェイエさんの甥っ子。神の雫第2巻で神様の悪戯が産んだワインと書いてある用にエマニュエル・ルジェが体調が悪くアンリ・ジャイエが代わりに作った!と言われる説があるワインがちらほら・・・・

ミアーニ

1980年代までエンジニアを勤めていた「エンツォ ポントーニ氏」が独学で作ったワイン。

飲みたいと思うワインラヴァー達が多いのですが、生産本数が少ないので、希少価値が高く値段が高騰しているワインの1つですね。

1つの木になるぶどうの房を2~4本まで減らすという恐ろしい製法です。モンペラが6房だったりするので、それだけ比べても脅威ですよね(汗)

01年:ヴォーヌ・ロマネ

グロ・フレール・エ・セールの村名ワイン

グロ・フレール・エ・スールのエシュゾーと同じ畑で作られているのですが、ぶどうの樹齢が幼かったために村名ワインになっています。

値段は3000円~4000円台なので、ちょっと高いけど熟成させる年数を考えるとすぐにワインを飲みたい人にはこっちのヴォーヌ・ロマネの方がオススメです。

02年:エシュゾー

グロ・フレール・エ・セールのエシュゾー

上で紹介したヴォーヌ・ロマネと同じはたけですが、樹齢が成長して納得のできる畑とワインになったことで、価値の高いエシュゾーに変わりました。

ヴォーヌ・ロマネと比べると重厚感があるので、熟成させて飲むのがいいワインと言われますが、同じ畑で育った兄妹ワインを飲み比べできたら楽しそうですね。

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