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普段そんなに使わないけど、たまに使うプリンター、使いたい時に限ってインクがでない〜
なんてことありませんか?
白黒で印刷しようとしたら出なかったので、原因を見つけて修理していきます。
詳しく解説していきますので、同じ症状の方はぜひ参考にしてもらえたら幸いですm(_ _)m
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ノズルチェックパターンでプリンターの状態を確認しましょう。
まず、黒以外のインクが出るのかとかを確認します。
パネルを操作して「設定」「メンテナンス」から、ノズルチェックパターンを印刷してください。
これでインクがでている色と、文字がかすれていないかがわかります。
シアンの上に本当はPGBKがでないといけないんですが、完全に白紙ですね。
あとイエローの下のBKもかすれてほとんどでていない状態、グレーを混ぜた部分はうっすらでているという感じ。
この状態だと、黒のインク部分にトラブルがあるのがわかりますね(^_^;)
多分根詰まりかなぁ〜とは思いますがインクのでない原因を2つあげます。
インクが出ない原因は?
その1:インクの残量が少ない
インクの残量が今は機械で制御されているので、このトラブルは昔と比べてかなり減りましたよね。
ただ、インク自体が古くて、液がでてこない場合もあるので、際どいときには、新しいのを交換しましょう。
互換性のあるインクを使うと、インクの残量制御の基盤を無視していることがあるので、
互換性のインクを使っている人は、インクの残量を確認してください。
その2:インクの根詰まり
使っていないボールペンみたいな感じで、インクが固まってしまって、インクがでなくなる症状ですね。
久しぶりに印刷をするとこのトラブルが非常に多いです。
少しインクが出るのが悪いかな〜って感じだと専用のクリーニング液が売っているので、
それを使うのが安全ですけど、それでもだめならプリントヘッドの交換になります。
古い型番だと、メーカーに無いから互換性品を購入する必要がありますm(_ _)m
多分今回の自分の家の状態だとクリーニング液だと効果ないので、
完全に洗浄するかプリントヘッドを交換になります。
プリントヘッドを綺麗にしよう
プリントヘッドの取り外し方
とりあえず綺麗にしてだめなら、プリントヘッドを買ってみて、
それでもだめなら新しいプリンターを買うって決めて、とりあえずメンテしました。
まずはプリンターの電源をいれて、インクを交換するときのようにカバーを外します、
そうするとインクカートリッジが動くようになります。
この状態でコンセントをぬいて、インクカートリッジをうごくようにして、真ん中に移動します。
この状態でインクを取り外してロックを外します。
ロックはインクを外したら、上に上げるとすぐに外れて、
奥のプリントヘッドを斜め手前に倒すようにすると簡単に取り外せます。
これは清掃後の写真なので綺麗ですが、インクが付いてしまうので、
取り外したあとは、汚さないように注意しましょう。
プリントヘッドを洗う
お風呂の温度よりもちょっと低いぐらいの40℃ぐらいのぬるま湯にして、
プリントヘッドをお湯につけて、色が出なくなるまでとりあえずお湯を交換しながら洗います。
お湯が綺麗になったら、プリントヘッドのネジを外して内側まで洗えるようにします。
ここで注意!!
茶色のテープのような基盤(フレキシブル基盤)が切れたり、折れたりすると使えなくなるので、
あくまでネジを外して、その間の詰まったインクだけを落とすようにしましょう。
状態にもよって違いますが30分から1時間ほどぬるま湯の中につけておきましょう。
どうしても、インクが固まって固着している状態だとすぐには落ちないので、固まったインクが溶けてくれるまで待ちます。
さて、根詰まりを確認するために、ネジで外した部分を電気にかざしてみると、光が通っていますよね、
これで根詰まりは取れているので、ここから乾燥させていきます。
その前に、水滴が残るとサビたり、故障の原因になるので、
自分は不純物の少ない精製水で軽くプリントヘッドをすすいで、さらに無水エタノールをかけて水道水を飛ばします。
そのあと、ドライヤーを冷風にして水気を飛ばしつつ目に見えるところは乾燥させましょう。
温風にすると基盤にダメージが出るので、冷風でお願いします。
きれいになったら、このまま数時間から最長1日ほど乾燥させてください。
インクの給水部分には水分が残っているので、そのまま印字すると文字が滲んで汚れの原因になります。
水道水はミネラルやカルキがはいっているから、その状態で乾燥させると白い粉が出ます、
これが出ないように自宅にあった精製水と無水エタノールを使って洗いましたm(_ _)mただ、2つが家にあったから使いましたが、精製水と無水エタノールを新しく買うなら、
互換性のやすいプリントヘッド購入できます(^_^;)
直ったか確認しよう
分解して洗う前と同じようにノズルチェックパターンを印刷して見ます。
取り付け後すぐだと、インクが下に落ちて来にくいので数回印刷する必要があるかもです。
さて印刷してみると最初は印刷されていなかったPGBKの部分が印刷されましたね。
ちょっと下のBKがかすんでいますが、インクの残量がちょっと少なかったので、
そのせいでインクが落ちきってないのだと思うので、ここは問題ないかと。
綺麗にする前と比較すると、黒やグレーのところ以外もはっきりと印刷されてますね、
色が洗浄前と比較すると濃くなっているので、これで修理は完了です。
まとめ
プリントヘッドは約2000円でAmazonで販売していることをあとから知りました(笑)
まぁ、そんなに手間でもなかったし、注文して届くまでの時間で直せそうならやってみるのもいいと思いますよ(*^^*)
自分が使っているTS8030は2016年のモデルだったので、9年ぐらい使っていますけど、
だいたい年賀状のときにしか使わないから、完全に壊れたら交換って感じかなぁ〜?
上位モデル買って大切に使ってれば、普通に10年ぐらいは稼働しますしね(๑•̀ㅂ•́)و✧
今日のブログが誰かの参考になると、とても嬉しいですm(_ _)m