昨日は先月購入した、五月人形の飾り付けに人形の職人さんが来てくださいました。
人形のしまい方や飾り方を丁寧に教えてくださって、職人さんのお話を聞いたんですけど、いや、なんか凄い時代ですよね。
中国から大量生産の人形が入ってきて、いま職人さんの世界は大変なんだって。
このままだと、日本製の手作りの人形は数十年で無くなってしまうぐらいの状態まで、きているそうです(´;ω;`)
最近では5月人形やお雛様を飾る家もすくないですからね。
日本人形のイメージも気軽に遊べる人形のイメージとはやっぱり違うし、飾っておくが前提になりつつあるから、子供に遊ばせるのとは違っちゃう。
でも、伝統や文化としておれは残していくべきだと思うし残さないと行けないものではないか。
失ってから新たに作るのでは遅い、長く続く日本の文化を守ることが日本を守ることにつながると思う。
今の政治でいろいろなところにお金が流れているが、本当に保護しないといけないのは今は少なくなった職人を守り保護して、新しい職人を育成することじゃないのかな。
日本ていう国はどちらかというと、そういうところは個人や企業に任せっきりで、そうすることで文化が海外に流れてしまうってことになる。
マンガもそう。
海賊版サイトがこれだけ乱立して、会員費をとるようになって、問題視されてからようやくテコ入れ。
でも、それだけ大量の漫画本データが世の中に流れたらもう止められないと思う。
守ること、生かすこと。目に見える文化財やお金だけではなく、それを支えてくれている、職業の人をみることを今の日本の政治に期待する。
政治家同士の頭とり、権利取りで、ニュースが動くのではなく、他のことに目を移してほしいと政治家には思うかな。