投資をしているときに資金力が乏しい最初が一番無茶をして一番損失を出しやすい時期。
自分から損切りできればいいけど、みんな損をしたくないから粘った挙げ句のロストカットが傷口を広げることになる。
お金を入金して、証拠金維持率をあげて損失を防ぐ方法もあるが、急激な変動をしていれば、その時間すら惜しいことは経験していると思います。
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ロストカットを一時的に防ぐ延命措置として、一つの方法は両建てをすること。
両建てというのは、売りポジション・買いポジションの2つを同時に持つこと、当然、上げ下げ両方持っているから利益がでない普通に考えたら意味のない行為ですけど、うまく使えばリスクを抑える武器になるので、今日はすこし解説します。
延命措置としての両建て
自分があげると思ってロングポジションしても、逆にいって損失を出すってことは多いと思います。
証拠金維持率が低くて、お金を入金する時間を作るために一旦両建てをして、強制的に決済されるまでの時間を作ります。
両建てをして、利益も損益も動かない時間を作ることで、考える時間や入金の時間を作ることができるというわけです。
このために両建てを使うのは本当に延命措置としてなので、投資としては傷を広げない努力をしている感じかな。
戦う場所を変更するための両建て
両建てはなにも延命措置としてだけ使うわけじゃなく、戦う場所を変えることもできるんですよね。
例えば、ドル円が112円でロングで、スワップ目的の長期での投資の場合。
今日は為替が下げそうだから、下げたらロングで積み増しするっていう方法もあるけど、同数のショートを持って、下げたら、確かにロングの方は赤字広がるけど、ショートで同額の利益が出ているので、積み増しの資金に追加することもできる。
同じ元本ですが、下げたところで買ったのと同じ金額でのやり取りになるんですよね。
長期のほうがわかりやすいから、長期で説明したけど、短期でも同じことで、取引する金額の場所を変えることができます。
実質損失を出していても利益を生むチャンスが広げられるという結果になるので、自分はこれを戦う場所を変えるって思っている。
休憩のために両建て
トイレに行きたい、すこし寝たい、ご飯を食べる、買い物に出かける・・・・パソコンや相場の場所から離れるときに急に為替が動くことがありますよね。
自分はそんなときにも両建使っています。ポジションもっての睡眠や食事って、結局意識がそっちに行くので、両建てしようと思っているときには休憩がてら両建てしてます。
確かにその間に利益が出ているかもしれませんけど、不確定要素が大きいし、特に睡眠見たく長い時間だと、長期での投資なら気にしないけど、短期投資での仮眠は結構命取りになるから、睡魔が襲ってきたら、とりあえず両建てで対応している。
まとめ
両建てで利益を出す手法ではなく、今回は両建てを毛嫌いしている人たちや初心者向けに使ってみたらどうかなってオススメみたいな感じで解説しました。
両建て取引は頭が混乱したりするから、苦手な人多いし、そもそも両建てできない証券会社さんもあるので、賛否両論あるのは知っていますけどね、両建ての手法もうまく使えばいいと思う。
意味があるから両建てはあるので、難しい手法かもしれないけど、両建てを理解してすこしでもリスクをコントロールしましょう。