フランス・イタリアなどのヨーロッパ系のワインよりも手頃の値段で販売されるチリワイン。
値段が安いといっても味がわるかったらしょうがない、チリワインは安くてもおいしいワインが多いのはなんでなんでしょう?
今回はそんな所に注目しながら、チリワインについて書いていきたいと思います。
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チリワインがおいしい理由
チリワインはワインベルトと呼ばれるワイン生産に適した土地でも、赤道に近いギリギリの生産箇所。
土地柄がワインを育てるための日照時間が長く、雨の少ない土地ということもあって、収穫時期のギリギリでワインを摘む事ができるのも理由です♪
収穫前に雨が降ってしまうと、折角のブドウに水分が多く含まれてブドウに水分が送られて、ブドウの実が割れてしまったりするので、ヨーロッパではブドウの実が成熟しきる前に収穫しないといけないこともあります。
チリではその心配がないので、完熟したいいぶどうでワインを作ることができるのでおいしいワインが多いんです(*^^*)
なんでチリワインは安いの?
1つはワインの生産リスクがすくなくてワインの量も多く作れるから安いというのがポイント♪
多く作れば、それだけ1本に対して生産コストが下がるので単価がまず安いです!
チリの通貨レートも安いし、平均月収も日本と比べるとかなり安いので人件費も他の国と比べて安いから生産コストが安いというのも大きなポイントかな(`・ω・´)ゞ
そして、2007年移行にチリワインが多く輸入されることになったのですが、きっかけは今話題になってるTPPと同じEPA経済連携協定です!
これによりチリと日本との間の関税が減って、貿易の自由化などが加速!美味しいチリワインが日本に来ることが増えたんです!
チリワインのオススメは?
せっかくチリワインを飲むならオススメはカルメネールというブドウ品種で作られているワインです!
フランス・イタリアではほとんど使われることのないブドウ品種ですが、本来は世界中のワインで愛されていたブドウ品種だったのにフィロキセラという害虫によって、ヨーローッパのカルメールはほぼ全滅しました。
フィロキセラがチリでは生きる事が出来なかったので、チリのカルメネールは奇跡的に無事でした(^○^)
生産している国が少なくて、いまはチリワインが代表的な生産地なのでチリワインを飲むときにはカルメネールをオススメしたいです!