たまに研ぎにくる車の人にサジを投げられた、
祖父が使っていた「裁ちばさみ」を自分で研ぐことにしました。
祖父が生きてる時には、きれいだったんだけど、
メンテナンスする人がいないまま放置されてしまったからね(汗)
今日は裁ちばさみを素人ながら、研いだので、その時のやり方を書いていきます。
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とりあえず、ハサミを分解する。
サビがひどかったので、外さないことには、きれいにできない(・_・;)
このタイプのハサミは、この部分がネジになっているので、回すと外れます。
分解すると、こんな感じ、四角の部分は、
位置が決まっているので、目印つけておくと良いですよ(*^^*)
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赤サビをヤスリがけ
最初から砥石だと、大変なので、
ひどいアカサビは、とりあえず紙やすりで処理しました。
この状態はある程度きれいにしたあとなのですけど、
ひどいアカサビは、とりあえず紙やすりの180番をつかって処理しました。
600・800・1200・2000の紙やすりでサビだけ落とします。
まずはサビを落とさないと、切る時にサビの色が移っちゃうから、しっかりと、
研ぐのが上手い人は、最初から砥石で全部できちゃうんでしょうけどねぇ(^_^;)
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砥石で研ぐ
研ぐ時の注意するポイントは、サビを落とすための磨きと、刃をつける研ぎ、
最後にハサミにいちばん重要なハサミのかみ合わせです。
ハサミは、包丁と違って、刃と刃が重なり合うようにして、素材を断ち切ります。
だから、刃の片方を凸型みたいに研いでしまうと、切れ味が逆に悪くなるから注意が必要みたい。
このポイントを注意しながら研いでいきます。
砥石も最初は目の荒いものから順番に、最初にハサミを触って、刃の付き方と形を確認。
平らになっているように見えるけど、中央部分が少し凹んでいるのかな?
これは元からなのか、経年変化なのか・・・たぶん、ハサミで切った時に、切れ味を保つために真ん中がきもち凹んでいるのかも?
グラインダーは、持ってないから、とりあえず全体的に研ぐしかないかな。
砥石は最低でも1時間以上水につけてください。
研ぐ時に、砥石が熱くならないようにするためや、均一にする目的があるみたいです。
傾ける角度はこの部分に合わせるようにしながら、研ぎました。
これは最後の8000番、刃を研ぐ時に水を流しながら、やるひとがいますが、それはダメです。
ドロドロの部分が研磨剤代わりになるので、このまま研ぎます。
ドロドロが固くなりそうなら、数滴水を垂らして、また研ぐを繰り返す。
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まとめ&切れ味
紙は余裕で切れるようになったけど、裁ちばさみはやっぱり、布地を切らないとね。
わかりやすく、硬めの材質のジーパンの生地で切れ味を最終確認します。
わかりにくいと思ったので、これは動画にしましたm(_ _)m
見てもらえるとわかるように、普通のところも、
ジーパンの縫い重なって硬い部分も切ることができました(๑•̀ㅂ•́)و✧
まぁ、あとは鏡面磨き見たく、するかどうかなんだけど、、、
そこまではいいかなぁ〜、それすると、更に数時間かかるだろうし、
何よりも、サビが深くはいっていたところは、もっと削ることになるだろうからね(・_・;)
さて、うちにあと何本のハサミ・包丁・カンナやのこぎりなどの刃物があるんだろう。
全部きれいにするには、どれぐらいかかることやら〜〜あぁ〜〜(笑)