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【レザークラフト】筒型ポーチ・ペンケースの作り方を細かく解説しながら紹介します。

今回作るのは「筒型のペンケース」

理想はBREEさんの「ペンケース」が欲しかったんですけど、作ってみたいという衝動が抑えられず、作ることに挑戦します。

参考にしたのは、布で作られた筒型ポーチの作り方ですが、レザークラフトの型紙は無かったので、
型がない状態から作りたいと思いますm(_ _)m

もし、画像をみてほしいなと思った方は作り方を参考にしてもらえたら嬉しいです。

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理想の商品

ほしいなぁ〜って思っているのは、こちらの商品可愛いですよね。

しかも使っているうちに、味わいがでてくるから、ヌメ革のレザーって好き(*^^*)

寸法は:W17 x H5 x D4.5cm

少し小さいかな?って思うけど、手頃に使える感じが良いので、このシリーズの画像を見ながら作っていきます(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

筒型ペンケースの作り方

材料費はいくら??売るとしたら??

A4サイズの革:1598円

ファスナーが1本単価:102円

材料費の合計1700円と材料費だけなら意外と安いです(*^^*)

みつき
販売するとなると、作業時間とかも計算しないとなのですが、
作業は手縫いなので、縫っているところだけで計算して2〜3時間。

時給1000円以上は欲しいから、3時間で3000円ぐらいかな。

これに送料をいれてになることを考えると、
販売するとしたら5000円以上ですね(^_^;)

そう考えるとBREEのペンケースの値段は、良心的な価格だと思いますよ(*^^*)

みつき
ブランドの革とか使ったら、もっと高くなるだろうけど、
やっぱりきれいだし品質のいい革を使ったほうが長持ちするんですよね。

 

その1:パーツの部分を準備しよう

パーツにわけるとこんな感じで、パーツ数自体は少ないのですが、
円をつくるように穴を開けて、縫うのが大変そう(^_^;)

用意したサイズは、円の直径が7.5cm

ファスナーを取り付ける横幅は23cm

筒部分は、縦幅になるので、直径の2倍とファスナー部分の幅をプラスして18cmほどになります。

横幅はファスナーの長さよりも短くして、ファスナーの始まりと終わりを、中に隠すように処理します。

きれいに円をかけない切れない人にオススメなのが、こういうお菓子の型!

お菓子の型やコップってきれいに円なので、下書きをする時にきれいにできます。
あとはカッターでその線をなぞるように切っていくと、きれいに丸が作れます。

パーツを準備したら、自分はオイルをいれてから日焼けさせます。

みつき
穴を開けたり、塗ったりする時に汚れをつけてしまう可能性が減るのと、使っている時に色合いが変化する「エイジング」にムラができるので、
作る前にパーツの状態で、1日〜2日エイジングさせると使うときれいに、色が変わっていきます。

その2:縫い目を作る。

革に線を引く皮革用ネジコンパス(ディバイダー)を使って、まっすぐに線を引いていきます。

ディバイダーには、いろいろなサイズがあるので、購入時には注意してください。

この線に穴を開けるようにして、縫い目を作ると、縫い目がまっすぐになって仕上がりがきれいになります。

ファスナー部分の縫い目は革の端から0.3ミリ

円形に切った革を取り付けるところは、0.5ミリのサイズに線を書きます。

いつも使っているのは、クラフト社さんの菱目(ひしめ)打ち 1.5mm(3mmピッチ)のものです。

穴の間隔が狭く、細い穴になるので、縫う回数が多く、縫い穴も狭いですが、
縫った時にきれいに仕上がるので、サイズの小さい物を作る時に愛用しています。

今回は床面から縫うので、いつもより大きく穴をあけましたが、
普段はヒシギリを使って、上の写真のように、穴を小さくして更に縫い穴を目立たないようにしています。

 

その3:ファスナーを取り付ける

縫う場所に印をつけたら、先にファスナー部分を取り付けます。

今回使うのは、革の横幅のサイズよりも長い25cm。

均等になるように、まずは革用のボンドで仮止め。
この部分は後で縫うので剥がれる心配はありません。

ファスナー取り付け前に穴を開けたのは、ファスナーの方の生地が傷まないようにするためにそうしましたm(_ _)m

みつき
BREEの製品を見るとファスナーの始まりと終りの部分が見えないように処理してあるので、
同じように内側に巻き込むように作っていきます。

ファスナーの部分を内側に入れた時に仕上がりの美しさのために、先に革を取り付けます。

ファスナーの金具部分のサイズよりも少し大きくして、ここでファスナーが止まるように縫います。

縫ったあと内部を見るとこんな感じになっています。

床面側と、ファスナーの余剰部分のパーツは、内部で接着剤をつけるのもありかもしれないです(*^^*)

これをつけているのとつけていないものでは、仕上がりの綺麗さが変わります。

こっちは取り付け方を違うようにしましたが、紹介したやり方のほうがきれいにできます。

 

その3−1:縫って完成させよう。

縫う箇所は、ファスナーの取り付けた部分に2箇所。

円状に作った革で筒に蓋をする場所の2箇所で合計4箇所縫っていきます。

まずは、筒の部分から作ります。

縫い方は、革の表になる銀面と銀面を重ねるようにしながら縫っていきます。

内側の床面側から筒を作っているのは、完成した時に縫い目が隠れるようにするためです。

銀面になる部分を1面縫い終わったら、ひっくり返して縫い目を見えなくしているので、
完成した時に、糸の縫い目が表に出ないようになっていますよね(*^^*)

取り付ける最初は、先程つけたファスナー側の始点・終点のところですね。

ここを最初にきれいに縫って形を整えます。一番最初に縫うことで、
蓋を閉じるようにパタンとなった時に、縫い目が見えないようにする縫い方が縫いやすくなります。

縫いすすめていくと、どんどん蓋を閉じるようになっていきます、最初の糸がゆるくなりやすいので、
途中で糸をきつく引っ張りながら縫うと仕上がりが綺麗です。

 

その3−2:少しひっくり返して、もう1つを付ける。

もう一つを取り付ける前に、ファスナーを全開にして、ひっくり返しておきます。

革の厚さがあるので、布で作るときと同じようにひっくり返しての処理をすると、革がグシャグシャになったり傷がついたりします。

そしたら、半分だけをひっくり返して、同じように縫って取り付けます。

あとは上で説明したとおり、もう一回縫えば形は完成です(*^^*)

 

ファスナーを縫って補強します。

ここが1番簡単で接着剤でとめておいたファスナーを縫っていきます。

取り付けた円のパーツを最初と最後に合わせて縫うことで一体感が増して強度を追加。

ファスナー部分を糸で縫うことで、開閉のときに力がかかっても、これで大丈夫。

 

まとめ:形を整えて完成

最後は、新聞紙みたいな紙をいれて、形を整えて、数日おいておくと、きれいになります。

今回は、汚れに強くなるように、ホースオイルを塗ってなじませます。

カバンに飲み物とかも入れたりするだろうから、水シミがついちゃったりすると手入れが大変なので、
しっかりとエイジングさせるために、ホースオイルを入れました(*^^*)

作った感想としては、縫う場所も四箇所と簡単な構造ですが、完成形のイメージしかなくて、
どんな風に縫ってあるのか、画像から考えるのは大変だった(笑)

みつき
1つ目の試作品は自宅に、もう1つ作成して、
姉がペンケースをほしいと言ってたので、ホワイトデーのお返しにプレゼント。

ちなみに2つ目のほうがやっぱりきれいに作れました(笑)

 

 

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